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マンション管理士法定講習

カテゴリ:不動産やさんのお仕事
こんにちは~( *´艸`)
先日5年毎に受けるマンション管理士法定講習に
行ってまいりました~♥
マンション管理士しんなほです(*'▽')



マンション管理士って聞きなれないですよね。
丁度いい機会なので、
マンション購入ご検討の方にも参考になるように、
分譲のマンションの基本からご説明しまーす( ..)φメモメモ

分譲マンションには、
専有部分と共有部分が存在します。

専有部分→所有者が管理
※マンションの居住スペースですね。
共有部分→管理御者または管理組合が管理
※エレベーターや、階段、エントランスなどの、皆が使う部分
総合的に管理した方が効率のいい部分

皆が使うって言っても、誰が費用出して、誰が管理するの?
ルールはだれが決めるの?
そうじや修繕のお金はあれが払うの?
もし、トラブルがあったら誰が対応するの?
・・・と思いますよね。
ですが、基本的には上記内容は全て、
区分所有者(マンション購入した人)
全員で管理・支出します!

ぇ???
無理無理無理(笑)
マンションかったけど、そんな知識も時間もお金もないし(´;ω;`)
そもそも管理って何すればいいか分からないしw
事あるごとに所有者全員で集まって決めるなんて不可能
でしょ!
・・・って、なりますよね。

そこで、通常は区分所有者の中から数名で構成する
管理組合✨という組織を形成します。
おそらく、ある程度の規模のマンションであれば、
ほとんど存在していると思います。
管理組合員の理事や監査役などが誰がなるかは、
投票なのか、もちまわりなのか、指名なのかは
その組合によります。

とはいえ、管理組合っていっても、素人軍団じゃん。
寄せ集まっても専門的なマンションの運営とか無理!
って場合が多いので、一般的には、管理業者
たるなるものに、全てまたは一部を委託する場合がほとんどです。

一般的にマンションを購入すると、
管理費修繕積立金という費用が毎月かかりますよね。
管理費が共有部分の管理や
管理業者に支払うために必要な経費となります。
日常的に行う業務なので、一般的には皆さん
お仕事されてて、そんなことをやってる暇もないので、
管理業者に委託することが多いです。

修繕積立金はマンションの築年数が古くなった際に
5年毎や15年毎に行われる、マンション外壁塗装や、
防水塗装、配管の修理などなど、比較的多額の費用がかかる
修繕工事に使用されます。
それを大規模修繕といいます。
これは、かなり専門的な知識が必要なので、
一般的には管理業者に委任する場合が多いです。

おや???
本来であれば区分所有者が全員で決めていく大切な事ですが、
全て管理業者に委託&委任してませんか?

しかも、普段携わってないから、
専門的な知識もないので、大規模修繕などで、
大規模修繕の工程ですがどうしますか?
って聞かれても、
、、、お任せします。

ってなっちゃいますよね。
だって、わかんないもーん!
何をどうやって、なにからはじめて、いくらかかるのーーーー?
考えるのめんどくさーい!
プロに任せちゃおう!
って、普通に思いますよね(笑)

でも、これって危険で、管理業者の言いなりになっちゃうって
事なんです。
管理業者が好き放題出来ちゃうんですよ(*'ω'*)

そうならない為に、管理組合側のアドバイザーとして
つくられたみたいな資格が、マンション管理士です。

ちなみに、
管理組合→マンション管理士
管理業者→管理業務主任者
の資格がありまして、双方国家資格になります。
マンション管理士を持ってる人は大体、
管理業務主任者の資格も持ってますね。
しんなほも管理業務主任者取得して、
マンション管理士を取得しました。

特に大規模修繕は数百万~数千万かかる場合もあるので、
管理業者に全てお任せするのは危険なのです。
あと、管理業者と管理組合の間に紛争
が起こったりした場合も、
専門家である管理業者に素人の管理組合がそのまま
喧嘩しても、勝ちにくいですしね。

管理業者は営利目的です。
なので、基本的に管理業者が儲かるように考えます。
会社の利益の為に動いてますよね。

マンション管理士は管理組合(所有者)の為に雇われた
アドバイザーなので、管理組合の利益の為に動きます。

なので、基本的にちょっと目線が違うのかな?
勉強する内容はそんなにかわんないですけどね(笑)
勉強内容はこんな感じ☟



これは管理組合VS区分所有者管理組合VS理事長と業者
の紛争事例と対策などの勉強です。
マンション購入する際は、管理費に滞納がないかよく確認しましょう。
前の所有者が滞納した管理費等の債権は、
その物件を購入した新所有者に継承されます"(-""-)"

こちらは、修繕の問題。
個人の所有者の責任(専有部分)なのか、
管理組合の責任(共有部分)なのか。

こういった紛争はしばしば起こります。
そういう紛争の対処の勉強や、来るべき大規模修繕の知識や進め方、
猛スピードで変わっていく時代の変化に伴う、規約の変更。
例えば、民泊事業が国に認められましたが、
自分が購入したマンションが民泊マンションになったらどうでしょう?
毎日何処の国かわからない外人がうろうろ・・・

そもそも、民泊投資用に購入したのに、
規約変更で民泊できなくなったら、
購入した意味ないじゃーん!って事にもなりますよね。

そういう時代の変化に伴い、規約も変えていかなくてはなりません。

こんなお勉強を、睡魔と闘いながら、
しっかりお勉強させていただきました(*ノωノ)

近年、マンション住まいの方が増加しております。
しっかりとプロ(不動産屋)に相談して、確認して、
購入してくださいね( ..)φメモメモ


しんなほ

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